化粧品や日用品のハラル認証、どこまで必要なのか?
ハラルという言葉は最近時々耳にするが、イスラム教徒でない人にはわかりづらいもの。
ハラルのシャンプー
ハラルネイル
と言われても
何が入っていないのか、どこがハラルなのかが分かりづらい。
イスラム教徒でも、人によって解釈が違ったりする。
アルーコールの除菌スプレーなどは普通に使用されている。
こちらでは、香りつきのものもあるくらいだ。
ストロベリーやラベンダーミントの香りもある。
それも香りが強い!!
アルコールはダメと言いながら、除菌したあとの手は大丈夫なのか?
なんと「大丈夫」なのです!!エタノールという位置付けになる。
動物性の成分などは注意が必要だけれど、アルコール(エタノール)については大丈夫らしい。
UAE (アラブ首長国連邦)で販売する化粧品の禁止成分はこうなっている。
- 医学的な病気を引き起こす微生物
- アルコール(ドバイ政府当局の規則で現在順守が規定された制限のもと)
- 有害重金属
- 放射性物質
- 殺虫剤残留物
- ホルモン
- 豚由来物
- げつし動物*の糞尿
*ビーバーなど - 毛髪
- 虫
- 埃または
- ドバイ政府当局規定で謳われた順守するべき禁止材料
実際に商品として販売しているものは、ドバイ政府に登録されている。
禁止されている成分は含まれていない。
禁止されているものが含まれていないものしかUAE国内には入れられないという意味だ。
なのに、「ハラル認証を取った方がいいですよ。」という話が今回のセミナーでの話。
矛盾点が満載だ。
そのうち、様々な商品にもハラルマークが必要になるかもしれないが、今は義務ではない。
サウジアラビアの女性はハラルマークのある化粧品を好むと言っていたが、どこまで実際にハラルマークがある方がビジネスで優位に立てるのか?
もう少し調査は必要だと感じた。