ドバイ〜展示会情報- オーガニック製品の展示会2019

ドバイのワールドトレードセンターで
12月3日から5日まで開催されていた
The Middle East Organic and Natural Product Expo Dubai という展示会に行ってきました。

ヨーロッパやアメリカのオーガニック嗜好の流れがドバイにも来ており、オーガニックフードのマーケットやコスメも多く見かけるようになってきました。日本のメーカーでは沖電気が出展していたのを見ましたが、まだまだ少ないです。

2019年の展示会のレポートも入手しましたので、ここに掲載します。2020年はExpoとも重なり来場者も増えるでしょう。

オーガニック&ナチュラル製品展示会の統計情報

来場者総数 VIPバイヤー 出展社 プレミーティング
8431名 623名 256社 3100回以上

バイヤーに関する情報

バイヤーのプロフィールー地域別

海外のバイヤー:79%

UAEのバイヤー:21%

バイヤーの出身国トップ10

  1. UAE
  2. サウジアラビア
  3. インド
  4. エジプト
  5. クエート
  6. バーレーン
  7. オマーン
  8. レバノン
  9. モロッコ
  10. ナイジェリア

エリア別バイヤーの割合

中東各国 39%、UAE 25%、ヨーロッパ 18%、インドとその周辺国 11%、イギリス 4%、北米 3%、その他 3%

出展社の情報

地域別出展社

アジア 34%、ヨーロッパ 31%、 中東 19%、アフリカ 13%、アメリカ 3%

出展社のカテゴリー

食べ物と飲み物 54%

生活用品 27%

美容 41%

環境 11%

健康 44%

会議及びノレッジセッション

TCAM会議(伝統的、補完・代替医療の会議)

オーガニック業界の会議

オーガニックティーとコーヒーのパビリオン

来場者の情報

来場者の肩書

マネージャー29%

代表者、経営者 27%

役員、経営層など 24%

起業家、個人事業者 16%

学識者 2%

キーになる統計的数字

ターゲットグループが合っていたか?

97%の出展社はターゲットとするグループと会えたと回答

全体としての成功度合い

94%の出展社はこの展示会への出展に概ね満足しています

新しいビジネスの構築

93%の出展社は新しくコンタクト先との関係が築けたと回答

26%の出展社が次の年の出展を決めています。

98%の出展社はブースに立ち寄ったバイヤーの質に満足しています

来場者の89%は出展社の商品に関する情報を得るためにオンラインのポータルサイトを使用したと回答しました。

2019年の展示会の様子

2020年の展示会情報

2020年のエキスポ会期中に開かれるこの地域のオーガニック製品の展示会はここだけです。

12月6日〜8日が展示会の日程としてスケジュールされています。

 

 

 

 

 

ドバイ〜展示会情報- GITEX technology week-(IT技術関連)

ドバイのワールドトレードセンターで
10月8日から12日まで開催されていた
GITEX Technology Weekという展示会に行ってきました。
https://www.gitex.com/

AR&VR 録画と録音
Global Smart City Technology グローバルシティの技術
The Internet of Things (IoT)  モノのインターネット
Smart Manufacturing  スマートな製造

の分野の様々な展示がありました。

日本のメーカーでは

東芝

パナソニック

日立

三菱電機

NEC

Fujikura

キャノン

エプソン

Brother

など大手が出てきていました。

 

その中で面白いと思ったものは、今回は3つ。

パソコンやスマホの処分をする工場を持つ会社

カバンの外側に充電USBの差込口のついたカバン

セキュリティをコントロールする機器

あとは、規模が大きすぎてついていけない感じでした。

この分野はやはり活気があるし、ドバイの政府も多いに力を入れていると思いました。

すでに起業した私とすれば、早く作ってよ〜と思うような政府の仕組みが紹介されていました。

それは、5分で会社ができるライセンスが取れるインスタントライセンス。
1年目は事務所の契約書などがなくてもいいらしいです。

早く言ってよ!!って感じですね。

大企業だけでなく、SME(中小企業)や起業家もたくさん集めようとしているようです。

日本と同じように、パソコン一台で店舗も事務所も持たずにビジネスをするのが当たり前になってきているのですね。

逆に日本の方が遅れているのかも?と思います。

そう考えると、日本のアクティブな人にはUAEはチャレンジできる場所なのかもしれませんね。

 

 

ドバイの不動産展示会- City Scape を観てきました

2020年のExpoに向けて大規模な開発が進むドバイ。

広範囲に渡り居住用、オフィス用の建物のみならず、病院、モールなど商業施設や海上の島の開発など、様々な投資案件が紹介されています。

こんなに建てて大丈夫なのかしら?と少し心配になるくらいです。

City Scape DWTC entrance

ドバイ以外の投資先として多かったのは

グルジア
キプロス

ここは国をあげて投資家を募っているからでしょう。

ドバイでは新しい空港の方面が大きく開発されていますし、その数というのは2000棟とか、3000棟とか、大規模なのです。

「こんなに建てて大丈夫?」と言う質問に対して
「Of Course!」という答え。

金額から見ても、買ったはいいけど誰が住むの?と思ってしまう。

私が単に無知なだけかもしれないが、まだ出来上がっていないものよりも、

出来上がったものの方が現実的な気がします。
2年に渡って少しずつ支払えるプランになっているとは言え、うーん魅力よりも恐怖感の方を感じるのは私だけ?

100万ディルハム(3千万円強の物件)を購入すると投資ビザが降りるらしいけど、あまりメリットは感じない。
バンバン資料は送られてくるが、この業界のセールスマンは押しが強い。
こちらがペースを自分で守らなければ、相手のペースに巻き込まれてしまう。

不動産は面白い分、正確な情報をとるのが難しい。

ドバイ〜展示会情報- INDEX International Design Exhibition-(インテリアなど住宅関係)


ラマダンは今週の土曜日から始まります。直前週ではありますが、ドバイの展示会場で開催されている住宅・建築物のインテリア、エクステリア関係の展示会に行ってきました。NDEX International Design Exhibition(インデックスインターナショナルデザイン展示会) Middle East Stone(中東石展示会) Workspace at Index (インデックスワークスペース)Objet ME (オブジェクト中東)Middle East Coverings(中東カバーrング)と複数の展示会が一緒になっているものでした。

日本の建築物とは違い、木が使われる事がないのですが、石材の展示が非常にたくさんあったことも印象的でした。

ヨーロッパからはイタリア、フランス、ドイツ、イギリスなどが多く出展していました。こちらのインテリアはヨーロッパの影響を受けているようで、広い家に石のフローリングが一般的なようです。そして絨毯をひき、大きなソファを置く。 寝室には入らせてはもらえませんが、日本とは比べものにならないほど、大きなベッドや家具が置かれていることでしょう。 この展示会では、一般的な家庭のインテリアだけではなく、ホテルの部屋のコーディネートや学校や幼稚園などのコーディネートなどもたくさんありました。 アジアからは中国、韓国、台湾とマレーシアが目立っていました。本当に、中国はどの展示会に行ってもたくさん出展していますね。韓国も中国ほどではないにしてもたくさん出展していました。 アジアの出展は 多くても、またしても日本からの展示は1社のみ!壁紙を出展している会社でした。

たくさんのビルがどんどん建っていくドバイです。建設されたオフィスも、レジデンスもインテリアの材料は必ず必要なのですから、日本もどんどん出てきてほしいですね。 個人的にインテリアには興味があるので、たくさんの写真を撮り、色々お話をしてきました。私が気に入ったのは音楽を聴きながらリラックスできるというチェア、ドイツのミュージシャンが家具の製造会社と共同で作ったものだそうです。ヘッドフォンをつけて、横になると音楽が背中に響いてそれはそれは気持ちがいい! イタリアのブランドの折りたたみベッドの会社。日本でも収納式のベッドはありますが、これはおしゃれですよね。使わないときは机になり、開くとベッドになる。事務所に置いて、仮眠できるようにしている人もいるそうです。キッチンも完全に家具の中に隠れるようになっている。 スペースがいっぱいとれる中東でも、折りたたみ式のものや、収納家具があるんだな!と少し驚きました。 キッチンもモダンなものから、クラッシックなものまで様々展示がありました。 そして、コンテナーを事務所にしたり、展示室にしたりしてそのまま動かせる箱を作るというアイデア。「みんなが展示ブースを組み立てている中、僕たちの場合コンテナーを運んでおしまい!簡単だよ!そのまま次の会場に移動させるだけだからね!」との事。面白いですね。他にも色々あって楽しい展示会でした。

 

 

 

 

ドバイ〜展示会情報- Beauty World Middle East 2017-(美容展示会ビューティーワールド)

Beauty World Middle East and Wellness & Spa Exhibition 2017-
(美容展示会ビューティーワールド)に行ってきました。

開催期間は5月14日から5月16日の3日間の開催でした.

ビューティーワールドドバイ

2016年の来場者は37,000人 展示は1,500社でしたが、今年はどれくらいの来場者だったのでしょうか?

展示会の規模もとても大きいですし、男性も女性も来場者は非常に多かったです。

展示としては、大きく分けて8つの分類がされていました。

  • 化粧品やスキンケア
  • フレグランス(香水など)
  • パーソナルケアや衛生用品
  • ヘアーのサロンやネイルサロンの商材
  • 自然派&オーガニック商品
  • 美容施設スパなどの設備
  • 製品の製造関係
  • ビジネスサービス
  • 流通、貿易、政府関係などなど

日本企業の出展は11社。

日本の看板のあるブースは、とてもこじんまりとして、かつ、奥の方にひっそりと隠れるような場所にありました。

日本の製品はとても「いい!」と、美容通の友人も話していましたので、奥まったところにいるのが残念です。

ドバイビューティワールド2017ジャパンブース1
ドバイビューティワールド2017ジャパンブース2

こちらの女性は美容に非常に関心がありますし、メイクも半端じゃないくらいすごいです。

日本と嗜好が全く違うのがよく分かります。

好みが違っても、きちんと良さが説明できれば、興味を持つ方が多いのも事実。
でも、特徴がなければ、値段が最優先されてしまうので、日本は不利になります。

ドバイビューティワールド2017 メイクショップ

出店数では中国とUAEがダントツに多く、フランスやトルコも出展が多かったですね。

ドバイでは、美容の市場は衰退する事は考えられないと思います。
こちらの人の美に関する意識は、非常に高いです。
美容院も、スパもあちこちにありますし、化法品を売る店も非常に多い。

また、ドバイ(アラブ)だけでなく、ドバイを通じて世界に広がる可能性を秘めている事を考えると、非常に大きな市場になるでしょう。

今回は日本の美容の展示会と重なってしまいましたが、今後は日本からも大いに出てきてほしいと思います。

ドバイ〜展示会情報- Dubai Business Exhibition 2017-(支払、モバイル、ECサイト)

Seamless Payments Middle East(支払い関連)
The Mobile Show (モバイル)
The E-commerce Show Middle East (イーコマース)
の3つの展示会が一緒になった展示会に行ってきました。
小売業のビジネスを支えるのがこの展示会の目的だったようです。

開催期間は5月1日から5月2日の2日間の開催。

弊社もドバイでビジネスを始めたこともあり、自分自身のビジネスのためにもぴったりだった
に色々な勉強になりました。

イーコマースを支援する会社も、物流や支払いを支援する会社も出展していました。
自分でサイトを作成するより、楽にできそうなものも数々ありました。

ビジネスシステムの導入として日本の会社が数社出ていましたが、他はアメリカやヨーロッパのビジネスソリューションの企業が多く出ていました。
中東にいながらもインターネットの仕組みを使えば、グローバルにサイト運営ができるのではないかと思えました。

ドバイでビジネスを始めたら、こちらのルールや慣例に従うのは当たり前だけれど、情報が集約されたところはあまりない。
そんな中で、弊社の新たなビジネスの勉強にもなる展示会でした。

 

 

 

ドバイ〜展示会情報- Dubai Leather World 2017-(皮製品及び皮革展示会)

Dubai Leather World 2017-(皮製品及び皮革展示会)に行ってきました。
開催期間は4月30日から5月2日の3日間の開催。

展示会の規模としてはそれほど大きくはありませんでしたが、皮革の材料を扱う店と完成品を扱う店との両方がありました。

牛革や羊革、ダチョウ(オーストリッチ)などはもちろん、ヘビやワニ、トカゲ、ラクダ、魚の皮などもあり、中国、インドネシア、インドなどのアジアの国だけでなく、イタリア、ドイツなどヨーロッパからも皮革が入ってきていました。

革製品としても各国が出展していましたが、南アフリカは特に、製品のバリエーションも出展者も非常に多かったです。

残念ながら日本はまたしても全く出展はありませんでした。

皮革の展示会があるということは、革製品に対するニーズがあるということかな?と思い調べてみると、UAEは皮革の貿易が盛んな土地だそうです。
日本もせっかくの技術と製品があるのなら、こういう展示会に出て行くことをぜひ検討してもらいたいですね。

 

今回の展示会で、正面に入ってすぐに目についたのはラクダの皮革を扱う展示でした。
イスラム教の国だけに、豚皮はないけどラクダ皮はあるのです。

政府公営のラクダを扱う会社であり、日本との取引はないそうです。
環境の厳しいところで育つラクダですので、その皮も厚さがあり、耐久性には優れているとか・・・。

今度詳しく話を聞きに行く予定です。

革製品と言っても、ハンドバックや財布などの小物、靴などから車のシートや家具まで様々な用途があるので、今後はこの展示会もどんどん規模が大きくなることが予想されます。

出展者ともつながりが持てたので、今後も何か助けになることができればと思います。

http://www.leatherworldme.com/frankfurt/5/messe-frankfurt/for-visitors/welcome.aspx

 

ドバイ〜展示会情報- Arabian Travel Market Exhibition 2017-①(アラブ旅行市場展示会)

Arabian Travel Market Exhibition 2017-(アラブ旅行市場展示会)に行ってきました。

4日間の展示会でしたが、日本への帰国もあり2日間だけの参加になりました。

去年もこの為にドバイにきましたが、私自身の目的がはっきりしておらず、日本のブースにがっかりしただけでした。

今回は目的もはっきりしてきたし、2日では足りないとも思える展示会となりました。

各国のブースの他に

GCCのエアライン

ドバイ UAEのホテル

旅行社や観光協会なども大きくブースを構え出展していました。

元々UAEの人たちは夏には、暑い場所を離れて旅行に行くことが多く、始まったそうです。

今ではUAEは観光に力を入れており、観光客の誘致に余念がありません。
新しいものを作り続け、観光客を飽きさせないような工夫をしています。

日本にも9月に展示会があるようですが、日本はドバイには薄い関心しかないようです。
韓国もタイもフィリピン、インドネシア、インドも様々な国が国を挙げて観光客の誘致しようと一生懸命です。

ヨーロッパもアフリカもそれぞれの国が、自国とインバウンドの旅行の誘致に一生懸命です。

「日本に行くのが夢」というUAEを含めアラブの国々の人達に日本は冷たいのかもね〜。
観光立国のはずなのに、特定の国だけなのか?
日本自体の受け入れはお粗末なのかも・・・
と、思ってしまいます。

レポートはこちら

 

 

ドバイ〜展示会情報- Dubai International Property Show 2017-(国際不動産ショー)

4月2日から4日まで開催されている国際不動産ショーに行ってきました。


UAEのみならず世界各国から不動産関係の展示は100社 。

ドバイの不動産は高層ビルが次々に建てられ、活気に満ちています。
実態として、こんなに建てて買う人、住む人がいるのだろうか?と不安に感じるくらいです。
でも、ドバイのすごいところは建てても建てても買う人がいて、住む人がいるということでしょう。

2018年1月1日より付加価値税が導入されますが、その前にUAEでは今が不動産の買い時なのかもしれません。

UAEや中東だけではなく、国際ビジネスのハブとして、この展示会では世界各国の不動産の投資の情報と展示がありました。
一つ一つの出展者の情報を見ていくだけでも、世界中がカバーできるようにも思えるくらいです。

私が立ち寄ったブースの中には、アメリカフロリダの物件やロンドンの中心地の物件などもあり、現地に行かずとも面白い情報が集まることに興味を持ちました。

国によっては、不動産に投資をするとレジデンスビザが手に入るなどの情報もありました。

ドバイでのビジネスのつながりは、ダイナミックな動きのあるつながりになっていくのを感じます。

この展示会はAnnual Investment Meeting(年次投資ミーティング)の一部としての展示でもありました。
政府の関係機関の展示の多いこのイベントについては別途お知らせします。

==ドバイ不動産情報をご希望の方は↓からお名前とメールアドレスとご登録ください==

    ドバイ不動産情報(無料)2017年5月27日を希望します。

    ====2017年5月27日現在======

    ドバイ〜展示会情報- Dubai Derma (皮膚科関係展示会)

    Dubai World Dermatology and Laser Conference and Exhibition
    (ドバイ皮膚科、レーザー治療学会及び展示会)に行ってきました。

    3月27日から29日までの3日間の開催。

    Home

    • 皮膚科のレーザー治療の器械
    • ボトックスの注射など
    • 美容整形関連商品
    • その治療のスキルを教える教育機関
    • 化粧品
    • シャンプーやトリートメントなどの頭髪関係
    • ボティケア商品
    • 頭皮関連(植毛、増毛なども・・・)
    • コラーゲンドリンク

    などなど、様々な展示がされていました。

    美容整形関係が強い韓国は、ここでもたくさんの展示をしていました。

    美容関係と区別がつきにくい商品も多々ありましたし、他の展示会に出ていても不思議はないと思えるようなものもたくさんありました。

    今回の展示会も日本に関連する会社は極々わずか。
    日本の企業や商品は2社だけしか展示されていませんでした。
    JAPAN BIO PRODUCTS CO.,LTDさんは純粋な日本企業
    http://jbpglobal.placenta.co.jp

    販売は現地法人で日本人はいませんでしたが、
    Japan Emirates Trading Est.さんは
    http://www.japanemiratestrading.com
    日本の養毛剤「加美乃素」を発売する会社。

    ドバイでは既に一般小売店で販売されており、人気だそうです。